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【パンと、ひとさら。】vol.18  フィグ エ フィグ × かぼちゃのニョッキ ゴルゴンゾーラのクリームソースで

パンと、ひとさら。18回目は、 フィグ エ フィグ × かぼちゃのニョッキ ゴルゴンゾーラのクリームソースでです。

(※フィグ エ フィグは販売を終了しております。)

黒いちじくと白いちじくをたっぷりと使ったシニフィアンシニフィエの定番パン《フィグ エ フィグ》。
白いちじくは赤ワインやスパイスで煮て、よりジューシーな味わいに。
そしてヘーゼルナッツのナッティな風味も加わり、ついつい手が伸びてしまうパンです。

チーズやワインとの相性は抜群!
今回はそのフィグ エ フィグに合わせてゴルゴンゾーラのクリームソースで仕上げたかぼちゃのニョッキと合わせました。フィグ エ フィグは薄くスライスして、ぜひお料理と一緒にお召し上がりください。

作り方です。

まず、かぼちゃのニョッキを作ります。
かぼちゃは適当な大きさに揃えて切って、蒸し器で12~15分火が通るまで蒸します。

蒸し上がったらバットなどに広げ、軽く水分を飛ばしましょう。

次にかぼちゃの皮を取り除き、裏漉ししていきます。

ある程度粗熱が取れたら、塩と2種類の粉をふるい入れ、カードで切り混ぜます。
ポロポロとした状態になったら、卵黄、おろしたパルミジャーノレッジャーノを加え混ぜ合わせます。
決して捏ねないようにしましょう。

ひとつにまとまったら生地の出来上がりです。
ここで、あまりにも生地が柔らかい場合は粉を少し足しましょう。

出来上がった生地を3等分にして強力粉を軽くまぶしながら棒状に伸ばし、幅2cmくらいにカードでカットします。
そして、ここでソースが絡みやすいようにフォークを使って筋を入れます。

フォークの背の裏に生地を転がすようにして。
ニョッキはこの状態で冷凍して保存も可能です。

最後に出来上がったニョッキを茹でて、ソースに絡ませます。

まず、ソースを準備します。
フライパンに生クリーム、ゴルゴンゾーラ、おろしたパルミジャーノレッジャーノを入れ溶かし、温めます。
ソースの塩加減を見ておきましょう。

同じタイミングで隣でニョッキを茹でます。
パスタを茹でる塩加減よりも少し控えめな塩を入れたお湯に、食べる量のニョッキを入れていきます。
最初は底に沈みますが、あとから浮いてくるのでここではニョッキに触れないようにします。

浮いてきたニョッキをひとつ味見して茹で上がっていたら、網ですくい、軽く煮詰めたソースが入ったフライパンに入れます。
火をかけたままニョッキにソースをよく絡ませたら器に盛ります。

仕上げに粗挽きの黒胡椒、お好みでイタリアンパセリを散らして出来上がりです。


かぼちゃのニョッキ ゴルゴンゾーラのクリームソースで

材料
フィグ エ フィグ スライス

かぼちゃのニョッキ 2~3人分
かぼちゃ … 裏漉ししたもの250g
全粒粉(細挽) … 35g
強力粉 … 45g
塩 … 小さじ1/4
卵黄 … 1個分
パルミジャーノレッジャーノ … 15g

ソース 1人分
生クリーム(脂肪分35%) … 100ml
ゴルゴンゾーラ ドルチェ … 20g
パルミジャーノレッジャーノ … 10g
塩 … 少々

仕上げ
黒胡椒 / イタリアンパセリ


recipe & photo

大場裕子 yuko oba
山形在住。

大学卒業後、志賀シェフのもと東京丸の内 ユーハイム、世田谷 シニフィアン・シニフィエで4年勤務。
その後渡仏し、2店舗の三ツ星レストランで計5年パティシエ部門で勤務。
現在は山形でパンとお菓子の教室、オンラインレッスンを運営。

instagram @yukoba___