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【パンと、ひとさら。】vol.2パーネ トスカーノ×白いんげん豆のトマト煮込み

自分のため、大切な人のため、みんなのためにステイホーム。
おうちで過ごす時間がより、美味しい時間になりますように・・・
今回もシニフィアン シニフィエのパンがさらに美味しくなるレシピを大場さんが考えてくれました。

【パンと、ひとさら。】第2回目は、 パーネ・トスカーノ × 白いんげん豆のトマト煮込み。

パーネ・トスカーノはイタリア、トスカーナ地方で作られる粉、水、酵母だけで作る伝統的なパン。塩が一切入っていないパンなので、本場では塩気がしっかり効いた煮込み料理やハム、チーズなどと合わせて食されています。
使用する粉や酵母にこだわったシニフィアン シニフィエのパーネ・トスカーノ。まずはそのままでパンの風味を味わっていただいたら、次はお料理に合わせて召し上がってみてください。

今回はイタリア、トスカーナ地方の伝統的な煮込み料理からヒントを得て手軽にできる美味しい白いんげん豆のトマト煮込みをご紹介いたします。

作り方です。

白いんげん豆をたっぷりの水に一晩漬けます。戻した白いんげん豆、分量の水、塩、にんにく、ローリエ、タイムを鍋に入れ火にかけます。

沸いてきたら弱火にし15分ほどコトコト煮ます。その際あくが出たら取り除きましょう。茹で時間は豆の種類に寄るので食べて美味しいなと思う固さになるまで。今回使った白いんげん豆の種類はてぼ豆で約15分ほどで煮あがります。

煮上がった豆を保存する場合は汁ごと容器に。そのままでも美味しいですし、サラダや、お肉料理、煮汁を使ってポタージュにも使えます。
白いんげん豆が準備できたところでトマト煮込みを作ります。鍋にオリーブオイル、にんにくを入れ弱火にかけ、にんにくの香りが立ってきたら玉ねぎを入れ、玉ねぎの甘みを感じるまでじっくり炒めます。ベーコンを入れ炒めたら白ワインを入れ、半分になるまで煮詰めます。

その後トマトの実を崩しながらトマトホール缶、豆の煮汁を1/2カップ、ローリエ、タイムを入れ弱火で20分煮ます。

最後に煮た白いんげん豆を入れ、弱火で5分煮込みます。塩、白こしょうで味を整え、器に盛り、仕上げにパルメザンチーズ、黒コショウを振って出来上がりです。

材料 4皿分

a.
白いんげん豆(乾燥)…150g
にんにく…1片
ローリエ…1枚
タイム…1枝
塩…小さじ1
水…5カップ
b.
オリーブオイル…大さじ1
にんにく…1片 みじん切り
玉ねぎ…1/2こ みじん切り
ベーコン…50g
ローリエ…1枚
白ワイン…1/4カップ
トマトホール缶…1缶
タイム…1枝


recipe & photo

大場裕子 yuko oba
山形在住。

大学卒業後、志賀シェフのもと東京丸の内 ユーハイム、世田谷 シニフィアン・シニフィエで4年勤務。
その後渡仏し、2店舗の三ツ星レストランで計5年パティシエ部門で勤務。
現在は山形でパンとお菓子の教室、オンラインレッスンを運営。

instagram @yukoba___