パンを愉しむ季節のお手軽レシピは今回より【パンと、ひとさら】にタイトルをかえ、シニフィアン シニフィエ のパンに合わせてご家庭でも簡単に作れる美味しいレシピをご紹介していきます。
レシピを考えてくれるのは、山形でパンとお菓子の教室を開いている大場 裕子さん。
実は大場さんはシニフィアン シニフィエ オープン時の製造スタッフ。
シニフィアン シニフィエのパンを知り尽くしている大場さんならではのレシピを紹介してくれます。
第1回目は Pain de Sake × あさりのチャウダー

浜福鶴 特別純米酒〈七ツ梅〉を練り込んだ日本酒の香りがほんのり広がる日本酒食パン Pain de Sake
今回はこのパンに合わせてあさりのチャウダーのレシピをご紹介いたします。
これから春に向けて旬を迎えるあさり。
あさりといえば酒蒸しにするのが美味しいですよね。このチャウダーにもPain de Sakeに合わせお酒を使い、あさりの旨味をたっぷり引き出します。じゃがいももごろんと丸ごと入れて、Pain de Sakeを合わせればもうそれだけでお腹いっぱいになれるスープです。
ぜひ香ばしくトーストしたPain de Sakeと一緒にお召し上がりください。

作り方
じゃがいもは竹串がすっと入るまで蒸し、熱いうちに皮をむきます。じゃがいもは蒸したものを使えば煮崩れせずまたホクホクして美味しいです。

あさりはよく洗い、塩を入れた水の中で一時間ほど砂抜きします。
あさりを熱した鍋に入れ、料理酒を加えふたをして3分蒸し煮します。
仕上げ用に殻付きのあさりを何個か残し、他は身を取り除きます。この時でた出汁も取っておきます。
同じ鍋にバターを溶かし、玉ねぎ、セロリを少し塩をしながら炒め、しんなりしたらマッシュルームを入れふたをして5分蒸し煮します。


小麦粉を少しずつ加えながら炒め、あさりから出た出汁、水を入れ、コトコト煮ます。
牛乳、じゃがいも、あさりを入れ、最後に塩加減をみて温まったら出来上がりです。
いただく前にパセリのみじん切り、パプリカパウダー、オリーブオイル、粗挽きブラックペッパーで仕上げています。
材料 4皿分
あさり 殻付きで500g
料理酒 1/4カップ
バター 20g
玉ねぎ 1/2個 みじん切り
セロリ 玉ねぎと同量 みじん切り
マッシュルーム 4個
じゃがいも 中4個
小麦粉 大さじ1
水 1/2カップ
牛乳 1カップ〜
塩 / 白こしょう
仕上げ用に
パセリ、パプリカパウダー、オリーブオイル、粗挽きブラックペッパー
recipe & photo

大場裕子 yuko oba
山形在住。
大学卒業後、志賀シェフのもと東京丸の内 ユーハイム、世田谷 シニフィアン・シニフィエで4年勤務。
その後渡仏し、2店舗の三ツ星レストランで計5年パティシエ部門で勤務。
現在は山形でパンとお菓子の教室、オンラインレッスンを運営。
instagram @yukoba___