【ものづくりの現場から。-at Signifiant Signifie- 】
　きんかん

1月は、「きんかん」をつかった旬のラインナップが登場します！
毎年シニフィアン シニフィエでは、この時期に「きんかん」を使用したパンやクグロフをつくっています。
シェフ志賀がお気に入りの「きんかん」について、その仕込みの様子などを特集しました！

冬の栄養補給源として、きんかんは昔からのどによいとされ、天然由来の有効成分として活用されてきました。

きんかんの栄養成分は？

きんかんは、果物の中でもカルシウム <80mg> が多く、ビタミンC <49mg>・ビタミンE <2.6mg> ・β−クリプトキサンチン <200μg>なども多く含んでいます。
血行を良くしたりと生活習慣病の予防、肌質改善や風邪予防、ストレスなどに効果があります。
※ 可食部 100g当たりの数値

果実類/（かんきつ類）/きんかん/全果、生 – 一般成分-無機質-ビタミン類-アミノ酸-脂肪酸-炭水化物-有機酸等：
【出典：日本食品標準成分表2015年版（七訂）】

https://fooddb.mext.go.jp/details/details.pl?ITEM_NO=7_07056_7

ポリフェノールの一種 ”ヘスペリジン”

ビタミンCの吸収を高める ”ヘスペリジン” は、漢方の生薬 陳皮の主成分です。
ビタミンCを発見してノーベル賞を受賞したセント・ジョルジ博士が、”ヘスペリジン”も共に発見しました。
血流を改善して毛細血管を強化したり、血中コレステロール値の改善や抗アレルギーなどの働きがあります。
果肉よりも中果皮（外果皮の内側の白いところ）やじょうのう膜（果肉のうす皮）に多く含まれているので、皮ごと食べられる「きんかん」は、栄養効果を存分に、そしておいしく享受できる自然のめぐみです！

きんかんのコンポートづくり

ひとつひとつ、ヘタをとり半分にカットして種をとりのぞきます。
時間も手間もかけ、丁寧に仕上げていきます。

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Signifiant Signifie Products　 -January 2021-