【パンと、ワインのおいしい関係。】vol.14
ワインマリアージュレシピ~新じゃがと魚介のジェノバ風

【コルテレンツィオ / ラフォア ゲヴルツトラミネール アルト・アディジェ】×新じゃがと魚介のジェノバ風×カンパーニュ

今回のvol.14では、魚介類とじゃがいもを、バジル・ニンニク・松の実・オリーブオイル・パルミジャーノをすりつぶして混ぜたジェノベーゼソースで和えた「新じゃがと魚介のジェノバ風」のレシピをご紹介します。
ふくよかな味わいながらも、ドライで溌溂とした酸が特徴の【コルテレンツィオ / ラフォア ゲヴルツトラミネール アルト・アディジェ】には、風味が豊かなお料理や、ハーブがよく合います。

【コルテレンツィオ / ラフォア ゲヴルツトラミネール アルト・アディジェ】は、濃い麦わら色。華やかでフローラルな香りの中に、ハチミツやジンジャー、ライチ、甘いスパイスのアロマが広がります。 甘美でふくよかな味わいながらも、ドライで活き活きとした酸が特徴的です。

【コルテレンツィオ / ラフォア ゲヴルツトラミネール アルト・アディジェ】と「新じゃがと魚介のジェノバ風」におすすめしたいのは、シニフィアン シニフィエの定番パン「カンパーニュ」。ライ麦を10%配合したフランス産小麦使用の田舎パンです。ライ麦の香りがほのかに漂い、滋味でしっとりと口溶けがよく、自然酵母の発酵による独特な酸味が感じられます。
ふんわりとした中身と、よく焼きこまれたクラストの香ばしさのコントラストも絶妙です。魚介を使った料理とのマリアージュをお楽しみいただけます。

 フローラルな香りの中に、甘いスパイスのアロマが広がる【コルテレンツィオ / ラフォア ゲヴルツトラミネール アルト・アディジェ】のお供には、イタリア産の果肉が厚くジューシーな2種類のオリーブの塩気と香りが心地よい、風味豊かな「パン オリーブ」もおすすめ!

パン オリーブ

新じゃがと魚介のジェノバ風 Recipe

   

材料 (2人分)

カンパーニュ … 適量

新じゃがいも … 2個
海老 …100g(正味)
タコ(茹で) … 100g
玉ねぎ(みじん切り) …1/4個
オリーブオイル… 少々
白ワイン … 大さじ1

【ジェノベーゼソース(作りやすい量)】
バジルの葉… 25g
松の実 … 20g
オリーブオイル … 40ml
塩… 少々
おろしにんにく…少々
パルミジャーノ… 10g

作り方

(1)ジェノベーゼソースの材料をフードプロセッサーに入れて軽く攪拌する。(熱が加わるとバジルが変色するので長く回さない)
(2)新じゃがいもは皮付きのまま鍋でやわらかくなるまで茹でて、ひと口大に切る。
(3)フライパンにオリーブオイルを熱し、玉ねぎを炒めたら、下処理した海老を加えて炒め、白ワインを加える。
(4)アルコールを飛ばしたら、(2)を加え、軽く炒めて火を止める。
(5)粗熱が取れたら、ひと口大に切ったタコ、ジェノベーゼソースを加えて和え、器に盛る。
(6) スライスした カンパーニュ を添える。


レシピ・スタイリング

丹羽 彰子
 (にわ あきこ)
フードスタイリスト・
パン教室Nahr主宰。
大阪府在住(神奈川県出身)。

大学卒業後、洋菓子メーカーに就職し、販売促進、商品企画に携わる。
退職後、『E-recipe』を運営する料理スタジオのアシスタントを経てフリーに。
現在はWEB、広告、カタログ等の様々な媒体で、レシピ開発、スタイリングを手がけている。

・フードコーディネイター3級
・JHBS(ジャパンホームベーキングスクール) 認定師範

Foodstylist Akiko Niwa:https://koniwa.amebaownd.com/


ワイナリー コルテレンツィオ

ワイナリー「コルテレンツィオ」は、1960年に28のぶどう栽培農家により設立されたブドウ栽培において同じ哲学を持つ生産者組合です。
醸造所は環境にも配慮した設備を備え、収穫された葡萄にストレスを与えることのないグラヴィティシステムを用いています。品種やワインによって発酵、熟成方法を変え、その葡萄に適したワインを生産しています。

ワイナリー「コルテレンツィオ」の詳細は【パンと、ワインのおいしい関係。】vol.16ワイナリー『コルテレンツィオ』からをご覧ください。

Lafoa -ラフォア- は、コルテレンツィオのトップキュヴェというだけではなく、 イタリア トレンティーノ・アルトアディジェ州においても高品質を代表するワインとして 、1980年代に生まれた名高いシリーズです。自然のサイクルを表す、美しい色違いのエチケットにはワインへの想いが込められています。



次回の【パンと、ワインのおいしい関係。】vol.15では、【コルテレンツィオ / ラフォア ソーヴィニヨン・ブラン アルト・アディジェ】とのマリアージュをご紹介します。お楽しみに!