【パンと、ワインのおいしい関係。】vol.12
コルテレンツィオ「ラフォア」シリーズ

Lafoa 「ラフォア」シリーズ

Lafoaシリーズについて

Lafoa(ラフォア) は、ぶどう栽培農家により設立された生産者組合コルテレンツィオのトップキュヴェというだけではなく、 イタリア トレンティーノ アルトアディジェ州においても高品質を代表するワインとして 、1980年代に生まれた名高いシリーズです。

葡萄は樹齢の古い樹を使い、更に非常に低い収量で栽培されています。そして、この収穫された葡萄は地下室で品種に応じて、ステンレスタンク、オークバレルで熟成されます。フルボディの白ワイン、または赤ワインが造られますがフルボディというだけではなく、非常にエレガントさも持ち合わせており、長期の熟成も可能としたワインが産み出されています。

Lafoaラベルの由来

Lafoaラベルの由来 Lafoa は1989年にカベルネソーヴィニョンが初リリース、続いて1993年にソーヴィニョンがリリースされました。 

その際に、「この特別なワインには特別なイメージのラベルを」と考え、トスカーナのデザイナーに依頼しデザインしたものです。 ラベルの中央にある人のような絵は、コルテレンツィオ元代表のルイス・ライファー氏が自宅で所有している彫刻の像で、 アルトアディジェの彫刻家が作ったものでこの像は女性、またブドウの樹を表現したもの。 ラベルの上部の金色は太陽を表し、ブドウの樹が太陽を浴びて、新たな実をつけることを表し、この絵全体で、自然のサイクルを表しています。 そしてこの絵はアールヌーヴォー調(画家クリムトなどが代表)で描かれており、アールヌーヴォーは「自然との調和」を重視した芸術でこれがコルテレンツィオの考えと一致していました。 

イタリア最高峰の評価と実力

イタリア国内のみならず各国で高い評価をうけるLafoa -ラフォア- シリーズは、アルト アディジェのワインの品質の高さを世界中に広めたパイオニアで、イタリアの最高峰ワインのひとつです。

Lafoa Chardonnay Alto Adige DOC ラフォア シャルドネ アルト・アディジェ(2018)は、イタリアのワインガイド『ルカマローニ』にて「イタリアのベストワイン」の白ワイン部門ベスト3 に入りました。

また、世界で最も影響力のあるワイン評論家、ロバート・パーカー氏とジェームス・サックリング氏の両者が高評価しています。 (2020年7月)

Lafoa Sauvignon Blanc Alto Adige DOC ラフォア ソーヴィニヨン・ブラン アルト・アディジェ(2018)
ロバートパーカー93点、ジェームス・サックリング93点 

Lafoa Chardonnay Alto Adige DOC ラフォア シャルドネ アルト・アディジェ(2018)
ロバートパーカー94点、ジェームス・サックリング95点

Lafoa -ラフォア-  Products

Lafoa Gewurztraminer Alto Adige DOC ラフォア ゲヴルツトラミネール アルト・アディジェ

タイプ
ヴィンテージ 2018年
アルコール度 15%
品種 ゲヴルツトラミネール100%
醸造 短いコールドマセラシオン後に18度に設定されたステンレス タンクで発酵。12ヶ月間シュールリーを行いボトリング。瓶内熟成を6ヶ月以上行う。
料理 魚のグリル、甲殻類、青かびのチーズ

濃い麦わら色。華やかでフローラルな香りの中に、ハチミツやジンジャー、ライチ、甘いスパイスのアロマが広がります。 甘美でふくよかな味わいながらも、ドライで活き活きとした酸が特徴的です。

Lafoa Sauvignon Blanc Alto Adige DOC ラフォア ソーヴィニヨン・ブラン アルト・アディジェ

タイプ
ヴィンテージ 2018年
アルコール度 14.5%
品種 ソーヴィニヨン・ブラン100%
醸造 短いマセラシオンを行い、半分をステンレスタンク、残りを バリックで醗酵。一部のみマロラクティック発酵を行い、 8ヶ月のシュールリー後にボトリング。
料理 ハーブやスパイスを使った魚料理、フレッシュチーズ

アカシアの花やエルダーフラワーを思わせるような洗練された フローラルな香りの中に、セージのニュアンスも感じます。 まろやかで心地の良いフルーティーな味わいのなかに軽い オークスパイス香が広がり、溌刺としたフィニッシュへと誘います。

Lafoa Chardonnay Alto Adige DOC ラフォア シャルドネ アルト・アディジェ

タイプ
ヴィンテージ 2018年
アルコール度 13.5%
品種 シャルドネ100%
醸造 バリックの新樽と旧樽で発酵、一部のみマロラクティック発 酵を行う。シュールリーを10ヶ月行いボトリング。6ヶ月の 瓶内熟成。
料理 魚のグリル、甲殻類、白身肉

グリーンがかった濃い麦わら色。非常にふくよかでありながら 調和の取れたワインです。熱したメロンやナッティなアロマ。 樽熟成から来る繊細な味わいのなかにもしっかりとした酸を感じます。長く、華やかな余韻が特徴です。

Lafoa Cabernet Sauvignon Alto Adige DOC ラフォア カベルネ・ソーヴィニヨン アルト・アディジェ

タイプ
ヴィンテージ 2016年
アルコール度 13.5%
品種 カベルネ・ソーヴィニヨン100%
醸造 10日間の全帽発酵後に、10-14日間のマセラシオン。バリッ クの新樽と旧樽でマロラクティック発酵、熟成を行う。24ヶ 月後にボトリングし、12ヶ月の瓶内熟成。
料理 グリルやローストした赤身肉、ジビエ、熟成チーズ

深く黒みがかった濃いスミレ色。甘いベリーやプラムのアロマに ハーブや土、リコリスやなめし皮のブーケ。しなやかなタンニンに、完熟した豊かでフルーティな味わいが広がり、長い余韻を楽しめます。10年以上の長期熟成も可能です。