【パンと、ワインのおいしい関係。】vol.09
ワインマリアージュレシピ~鴨肉ときのこのソテー 栗の赤ワインソース

【カイアロッサ / ペルゴライア】×鴨肉ときのこのソテー 栗の赤ワインソース×パーネ トスカーノ

ワイナリー「カイアロッサ」はイタリアのトスカーナにあります。栽培、醸造において有機農法の一種であるビオディナミ農法を取り入れています。
標高250m、かつては海であったミネラル豊富なさまざまな地質に14ヘクタールの畑を所有しています。
土地に適した11種類のぷどうが栽培され、モザイクのように植えられています。

世界的にもその名が広まっている「カイアロッサ」。自然に基づいた伝統的な思想と現代の思想が融合する、新しい、モダンなスタイルのスーパータスカンとして注目を浴びています。

ワイナリー「カイアロッサ」の詳細は【パンと、ワインのおいしい関係。】vol.03 カイアロッサ/イタリア トスカーナ州をご覧ください。


今回のvol.09では、【カイアロッサ / ペルゴライア】とのマリアージュレシピ「鴨肉ときのこのソテー 栗の赤ワインソース」をご紹介します。

【カイアロッサ / ペルゴライア】は、トスカーナの伝統を大切に、サンジョヴェーゼがこのブレンドの主役となって、しっかりとしたブーケ、魅惑的なボディとやわらかなタンニン、素晴らしい深みのある味わいを造り出しています。

シェフ志賀が「華やかですね!」と感嘆し、かつふくよかで味わい深い【カイアロッサ / ペルゴライア】には、王道の鴨肉がよく合います。
トスカーナのボスコ(森)をイメージしたきのこ、栗・ブルーベリーのソースで鴨肉のボリュームを軽やかに楽しんでいただけます。

パン オ ノア、カイアロッサ / ペルゴライア、パーネ トスカーノ、
鴨肉ときのこのソテー 栗の赤ワインソース

トスカーナ地方では塩が貴重だった時代、パンに使う塩にのみ高額な税金がかけられていたそうです。そこでパンには塩を入れず、そのぶん料理にたくさん使っていたという説もあり、無塩パンと濃いめのお料理が受け継がれています。
シニフィアン シニフィエオリジナルの「パーネ・トスカーノ」は、塩が一切入っておらず、粉にもこだわり、3種の酵母でつくっています。
まずはそのままでパンの風味を味わっていただき、「鴨肉ときのこのソテー 栗の赤ワインソース」に合わせてお召し上がりください。

やわらかなタンニン、素晴らしい深みのある味わいの【カイアロッサ / ペルゴライア】のお供には、じゃがいもを練り込み、ピーカンナッツ、くるみが入ったタンニンを感じるしっとりした食感の「パン オ ノア」もおすすめ!

パン オ ノア

鴨肉ときのこのソテー 栗の赤ワインソース Recipe

   

材料 (2人分)

パーネ トスカーノ … 適量

鴨ロース肉 … 150g
塩・こしょう … 少々
薄力粉 … 少々
しめじ … 50g
マッシュルーム … 3個
オリーブオイル … 適量
イタリアンパセリ … お好みで

(A)
ゆで栗 … 2~3個
ブルーベリー … 30g
赤ワイン … 大さじ3
水 … 大さじ2

作り方

(1) スライスした鴨肉に塩・こしょうを振り、薄力粉をまぶす。
(2) フライパンにオリーブオイルを熱し、きのこ類を炒め、塩・こしょうで味を調えたら、器に盛る。
(3) 同じフライパンにオリーブオイルを熱し、(1)を焼き、両面に焦げ目が付いたら(2)の器に盛る。
(4) さらに同じフライパンに(A)を入れて火にかけ、軽く煮詰める。
    ※酸味が強い場合は砂糖を適宜加えてください。
    (お好みで、むき甘栗やブルーベリージャムを使って少し甘味をプラスしてバランスを整えても・・・)
(5) (3)の鴨肉に(4)のソースをかける。
(6) スライスした パーネ トスカーノ を添える。


レシピ・スタイリング

丹羽 彰子
 (にわ あきこ)
フードスタイリスト・
パン教室Nahr主宰。
大阪府在住(神奈川県出身)。

大学卒業後、洋菓子メーカーに就職し、販売促進、商品企画に携わる。
退職後、『E-recipe』を運営する料理スタジオのアシスタントを経てフリーに。
現在はWEB、広告、カタログ等の様々な媒体で、レシピ開発、スタイリングを手がけている。

・フードコーディネイター3級
・JHBS(ジャパンホームベーキングスクール) 認定師範

Foodstylist Akiko Niwa:https://koniwa.amebaownd.com/



次回の【パンと、ワインのおいしい関係。】vol.10では、【コルテレンツィオ / ゲヴェルツトラミネール】とのマリアージュをご紹介します。お楽しみに!